孤独なサックス練習
休みの日はとにかくサックスを練習していたい。
大学を卒業した後、就職がうまくいかなかった私は浜松に帰ってきて司法書士試験を目指すことになった。
それからバイトをしながら29歳で試験に受かり開業する。
大学のJAZZ研でサックスを始めて、在学中はだいぶ練習していたが、大学卒業後浜松に帰ってからは6,7年程ほとんど吹いていなかった。
浜松では高校までサッカーをやっていただけなので、音楽をやっていることを誰も知らず演奏するきっかけが無いのである。それに、とにかく試験に受かってまともに稼がないといけないからサックスを吹いている場合でもなかった。
開業してから、いろいろ余裕が出てきたので、とりあえずボールが蹴りたくなって、いくつかのフットサルチームやサッカーチームに所属し体を動かしていたのですが、サッカーだけでなくサックスも再び本気で吹いてみたくなった。きっかけは、31、2歳のころ東京に遊びに行ったときに、大学のJAZZ研の連中とライブをやって久しぶりに演奏したのだが、あまりにも下手くそになっていたのが悔しくて、ちゃんと上手くなりたいと思ったからだ。自分なら一生懸命練習すればもう少し上手くなるだろうと思っていた。そして、当時一軒家に一人で住んでいたので、そこの2階を改装して防音室を作り、サックスの練習環境を整えた。このときから、休日は暇さえあれば練習するようになったのである。
あれから16、7年くらい経って、結婚して子どもが生まれ、今も同じ家に住んでいるのだが、子ども部屋のことを考えリフォームをした結果、防音室は無くなってしまった。しかし、我が家は元々周りの家と隣接していないので、日中なら音を出してもいいかなと思い、防音じゃないけど2階の真ん中にある寝室の片隅をサックス練習場所として使わしてもらっている。

狭い・・
最近は仕事が忙しくて、セッションにもあまり行けていない。さらに自業自得なのだが、たまにセッションに行っても周りの方達とほとんど話をせず帰ってしまうので、いつまで経っても浜松の音楽仲間が増えない。
そして、今日も孤独な一人練習が続く。
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facbookもやってます。ジャズの話やサックスの話ならいつでも歓迎です。ついでに!?相続の話もあったら聞きますよ(^^;