地獄坂
こうやって漢字で書くとなんだか恐ろしい坂なんだなぁと思う。
下から
上から。画像だと上手く伝わりませんが、一直線で途中角度が変わるんです。
私の事務所は、私が生まれ育った家と同じ場所にある。
そして私の家はこの地獄坂のほぼ中間にあり、かれこれ半世紀近く登っていることになる。
ちなみに「地獄坂」と呼ばれる坂は、全国各地、急勾配の坂に付けられることが多く、浜松だけでも地元民などがそう呼ぶ坂がいくつかあるようである。
もちろん由来は、登るのがきつく地獄のようだからということだろう。
しかし、鴨江の地獄坂は、昭和50年代に制定された浜松市の「愛称標識」に選定されているらしく、Google Mapにも出てくるので由緒正しい!?坂なんだと思う。
小学生の時に一度、図書館に行き郷土の本で地獄坂について調べた思い出があるが、詳しい内容は忘れてしまった。
この地獄坂を登って、100mほど進むと須佐之男神社に到着する。おそらく参道であったと思われる。
神社にお参りするための坂道を、地獄坂と呼ぶってのどういうことなんだろう?
今でも、この坂を歩いて登って自分の家に帰るときは、小学校の時はよくこんな坂を毎日歩いてたなぁなどと思い出してしまう。
ただし、この坂、下から上までずっと歩いていたらやはり結構きついと思うのだが、私の家は本当にちょうど中間にあるので、実は下から上まで通り抜けたことがほとんどない。
小学校の時は下から登り途中で終わり。中学校は家から上に登っていくので、ちょっと登ったら終わる。だから地獄を感じたことがあんまりなかった気がする。
ただ、上に行くにも下に行くにも自転車はとにかく面倒なので、小中学校の時はほとんど自転車に乗ってない。今、我が子もやっぱり自転車に乗ってない。
まあ、不便なところに住んでるなぁと思うが、遠くの景色を見ているとやっぱり良い場所だなぁと思ったりもする。
いつまでも歩き続けたいと思う。
事務所に来られるときは、この地獄坂方面からお越しください。
下から来ると電柱が邪魔して入りにくいので上から来ていただいた方が良いです。
正面の駐車場にお停めください。
地獄坂の中腹から曲がってさらに坂を下るので、気をつけてお越しください。